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いつも食べ物の感想ばかり上げている食いしん坊ブログになりつつありますが、
今回は推し(刀)に会いに行った備忘録の後編です。
たまにはこんな回があってもいいよね。ということで、
興味がある方がいましたら、お付き合いください。
前編はこちら。
刀を実際に持って鑑賞できる体験会へ

時刻は15:30頃。
体験会コーナーはやや遅い時間だったこともあったためか、参加する人はまばら。
先に受付&支払いをしていたお姉さんと一緒に、鑑賞の仕方のレクチャーを受け、
いざ鑑賞刀剣の選択レーンへ。
鑑賞できる刀の組み合わせは毎日変わるようで、私は
肥前&陸奥守、広光初代&2代、水心子&同田貫の3つの組み合わせを鑑賞しました。
(1組鑑賞するごとに受付と支払いを繰り返す必要があります)
広光の脇差の皆焼が初代も2代目も綺麗で、ギラギラしていて
とっても格好良かったです。
それぞれの組み合わせごとに警備兼説明をして下さる係の方がおり、
見方の説明やその刀の説明、見所教えてくださり、とてもありがたかったです。
同田貫は飛びの刃紋がある子で、綺麗でした。
肥前も刃紋がギラギラしていて、大業物と言われるのも納得な格好良さでした。
陸奥守は派手さはなかったように思いますが、フォルムも刃紋もスッとしていて
穏やかな格好良さがあるように感じました。
ありがたいことに私が体験会に参加している間はほぼ人の列が無く、
受付と支払いを済ませるとすぐに希望の組み合わせの鑑賞に入れる状態でした。
15:45頃、少し後ろから参加者が増えてきた頃。
体験会参加3回目以降は、第二会場でも鑑賞体験ができるとのことで、
第二会場へ移動します。
この時には雨はすっかり上がっていました。(移動しやすくてありがたい)
最推しのキャラの基となった刀を作刀した光忠の刀がこの日は組み合わせにあり、
しかも、光忠の子の長光、孫の景光の刀も揃い踏みで鑑賞できる日だったので、
絶対に第二会場にもいくぞ!と思っていました。
(長船の刀たちは良いぞぉ。他の子たちももちろん良いけど)
第二会場は第一会場以上に人がおらず、
最初の2~3回は私しか体験者がいない状態でした。
私しかいないのに、他の刀の担当者が立って待って下さっているのが申し訳なかったです。
(チキンハートなので、座ってくださいとも言えず、、、
ひたすらペコペコしながら体験室に出たり入ったりを繰り返す審神者でした)
おかげで、思っていた以上にスムーズに鑑賞でき、
新幹線の時間が少しずつ迫る中、全組み合わせを鑑賞することができました。
しかも、おかわりで長光と景光の組み合わせを見て、
10回鑑賞記念の清磨のクリアファイルまで頂けました。
雲生&雲次:刃紋はふんわりでおとなしく、上品な感じでした。
戦乱の絶えない南北朝自体の刀とのことで想像以上に重かったです。
もしやキャラデザの体の厚みはこの重さから、、、?(絶対に違う)
長光&景光:長光はおとなしめな綺麗な丁子乱れの刃紋でしたが、
景光はやんちゃ感のあるギラギラな丁子の刃紋でした。
個人的には景光の派手な刃紋が好み過ぎて、最後にもう一度見たくて追加鑑賞しました。
清磨&古伯耆:このペアを担当して下さったお姉さんが新しい刀(清磨)と古い刀(古伯耆)の材質について
説明して下さったのですが、とても分かりやすかったです。
また、清磨のお値段の話もして下さったのですが、ちょうど清磨の鑑賞を終えて置こうとした際に、
とんでもない金額が耳に飛び込んできて、危うく腰を抜かしかけました。
そんな貴重で高価なものを、わざわざ格安で手に持って鑑賞する機会を与えてくださっているとは、、、と
改めて感動しました。
青江&左文字:左文字に似ている短刀でした。とても軽く、女性が護身用に持ち歩くには最適な刀だなと思いました。
青江は打刀くらいの大きさで、綺麗な刀でした。
光忠&正宗:光忠は蛙丁子のおたまじゃくしのような刃紋が印象的でした。
正宗は格好い感じの刀でした。光忠の刀を手に持っているという感激でこの辺りだいぶ記憶が朧気です。
粟田口&江:吉光の短刀はフォルム的にもサイズ的にも可愛いかったです。刃紋も綺麗な子でした。
担当の方がこの刀の肌を見るには蛍光灯の光で見ると良いとアドバイスを下さり実際に見れました。
色が白く綺麗で、それまで刃紋を見ることに重きを置いていたので、
こんな鑑賞の仕方もあるのかとびっくりしました。
江は貴重な刀なので、まさか体験会で鑑賞できると思っていなかったので驚きました。
思ったよりも重かったですが、江の中でも穏やかな刃紋の子とのことでした。
清磨のお値段の話をされていた担当の方が仰ってましたが、
第二会場にある刀はどれもかなり高価なものとのことなので、
今回全て鑑賞することができて、本当に良かったと思います。
今後の人生の中でこの中のどれか1本でも所有する機会は、庶民の私には残念ながら、無いでしょうから、、、
10回体験が終わると、更に第三会場の刀の鑑賞もできるようでしたが、新幹線の時間が迫って来たのと、
時間がいまいち分からなかったことから、ここで切り上げることに。
16:30頃、体験会10回目記念のクリアファイルを頂き、最後に長光&景光のおかわり鑑賞をして、
会場を後にしました。
古川駅へ向かう途中、お昼頃にお菓子を買った「菓匠三全」さんと隣接する「阿部蒲鉾店」さんで
笹かまと蒲鉾をいくつか購入しました。
数量限定のお花とハートの形をした可愛い蒲鉾の中にチーズが入っている物や、
仙台と言えば!な枝豆入りの期間限定笹かま、外の看板を見た際に絶対買おうと決めていた
帆立の蒲鉾を購入。
その他、お会計時にあと少しで2500円以上購入するとおまけでチーズ笹かまがもらえるとのことで、
追加購入を決めたしそ・えび笹かまと、阿部の笹かまを購入しました。
(ホタテと笹かまが大好きな審神者なので抗えませんでした)
写真は購入品。(帰りの新幹線でお腹が空いて、花形の蒲鉾2個食べたので実容量より少ないです)

16:50頃、古川駅へ到着。市役所へ行く際は初めての道と雨だったこともあり、20分程かかりましたが、
帰りはお土産屋さんでお買い物する時間を含めて20分でした。
恐らく慣れていれば、10~15分くらいで歩けるかと思います。
駅で飲み物と、17時台の新幹線の切符を購入。そして、帰りの新幹線乗り場へ。

美味しいものを食べ、長い間色んな方の手で守り伝えられた素敵な展示物を見、
推したちの基となった刀たちに短時間でもじっくりと向かい合うことができ、
貴重で高価な刀を手にすることができ、美味しいお土産も買って、、、と
とても大きな満足感、幸福感を抱えながら帰路につくことができました。
展示を企画して下さった皆様や、展示を支えて下さったスタッフさんはもちろん、
恐らく通常業務にプラスで導線誘導をして下さったであろう市役所の方々、
県外からの来訪者も嫌な顔せずもてなしてくれる地元のお店の方々など、
今回の素敵な経験を提供して下さった皆様に、宝くじ1等当たるくらいの幸あれ!!!
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。